こんにちは、皆さん!今回は、縄会(縄サロンなど様々な名称があります、以降「縄会」)に初めて参加する方や、もっと快適に楽しみたい方のために、エチケット、マナー、ルールについて解説していきます。これを知っておけば、どんな縄会でも安心して参加できますよ!
縄会とは?
縄会は、緊縛に興味を持つ人々が集まり、コミュニケーションを楽しんだり、技術を学び合ったり、パートナーと緊縛を楽しんだりする場です。初心者から経験者まで、さまざまなレベルの人が参加し、それぞれのペースで緊縛を楽しむことができます。縄会では、他の参加者との交流や技術の共有を通じて、緊縛の魅力を深く理解し、楽しむことができます。
それぞれの縄会にはカラーやエチケット、マナー、ルールがあります。縄会のカラーとは、その会の雰囲気や主催者の方針、参加者の特徴などを指します。例えば、リラックスした雰囲気の会もあれば、技術を重視する会もあります。また、練習を主目的にする会やプレイを主目的にする会など様々です。服装についても、カジュアルなスタイルが推奨される会もあれば、特定のドレスコードがある会もあります。さらに、プレイについては、鞭などの縄以外の道具の使用の可否など、参加前に主催者が定めたルール等を読むなどの確認をして、会のカラーに合わせて行動することが大切です。
また、自分が思うエチケットやマナーを他人に強要しないことも重要です。各会には暗黙のルールが存在する場合があるため、初めて参加する際は見学を通じてその場の雰囲気を理解することが推奨されます。
エチケット (Etiquette)
エチケットは、相手に対する思いやりや敬意を示すための基本的な行動です。以下のポイントを押さえて、気持ちの良い交流を楽しみましょう。
- 挨拶と自己紹介:
- 会場に到着したら、主催者や他の参加者に笑顔で挨拶しましょう。初めて会う人には自己紹介を忘れずに。「こんにちは、初めて参加します○○です。よろしくお願いします!」という一言で、場の雰囲気が和みます。
- 清潔感:
- 服装や身体の清潔さを保つことが大切です。特に手や爪は清潔に保ちましょう。受け手に触れる際に安心感を与えることができます。
- コミュニケーション:
- 縄会を楽しむコツは、緊縛するかしないかに関係なく、さまざまな人と積極的にコミュニケーションを取ることです。会話を通じて、他の参加者と交流し、経験や興味を共有しましょう。これにより、より深い理解と信頼関係を築くことができます。また、緊縛中には受け手の状態や感情を常に気にかけて、適切なコミュニケーションを心がけましょう。受け手が不安や不快を感じたときは、すぐに対応することが大切です。
- 他者の嗜好を否定しない:
- 縄会では、さまざまな嗜好や興味を持つ人々が集まります。他者の嗜好や興味を否定せず、尊重する姿勢を持ちましょう。これにより、誰もが安心して自分を表現できる場が作られます。
- 知識や技術を控えめに:
- 自分の知識や技術をひけらかすことなく、他の参加者から質問されたときに丁寧に応えるようにしましょう。これにより、相手が必要としている情報を適切なタイミングで提供できます。
- 初回は見学のつもりで:
- 初めての参加時には、見学をメインにして場の雰囲気を感じ取るようにしましょう。その際に積極的にコミュニケーションを取り、他の参加者との信頼関係を築くことが重要です。また、自分のエチケットやマナーを他人に強要せず、その場の暗黙のルールを理解する姿勢が大切です。
- 強引な誘い方をしない:
- 誰かを縛ろうとする際に、強引に誘ったり、タイミングを考えない誘い方は避けましょう。相手の気持ちや状況を尊重し、無理のない形で提案することが大切です。
- 他の会や他人を否定しない:
- 他の会や他人を否定する発言は避けましょう。それぞれの会や個人には異なる考え方やスタイルがあることを理解し、尊重することが大切です。
マナー (Manners)
マナーは、みんなが気持ちよく過ごすための配慮です。以下のマナーを守ることで、他の参加者との関係がスムーズになります。
- 尊重と配慮:
- 他の参加者のスペースや道具を尊重しましょう。必要以上に干渉しないように心がけ、道具は無断で触らないようにしましょう。また、会場のスペースはみんなで共有するものです。必要以上に長時間スペースを占有せず、他の参加者が利用できるように配慮しましょう。
- 緊縛の邪魔をしない:
- 緊縛中の他の参加者に対しては、静かに見守り、集中を妨げないようにしましょう。緊縛を行っている人々の活動を尊重し、安心してセッションを行える環境を提供することが大切です。
- 学びと共有:
- 縄会では、「見て盗む」が基本かと思います。そのこと自体を否定はしませんが、原則として、新しい技術や知識を学ぶ際には、講習会などの公式な学びの場を活用しましょう。特に主催者が講習会を開催している場合、その場を最大限に活用して学びを深めることが重要です。そのことがリスペクトとなります。また、自分の経験や知識を他の参加者と共有し、みんなで成長していくことが大切です。
- 緊縛している時間の管理:
- 緊縛している時間は、受け手の安全と快適さを考慮して適切に管理しましょう。一度のセッションで30分を超えないようにし、定期的に確認や休憩を挟むことが重要です。
- 時間の管理:
- イベントの開始時間や終了時間を守ることは基本中の基本です。主催によっては到着や帰り時間を把握したいケースがありますので、その場合は予定を主催に伝えることが望まれます。
- 吊り床の占有時間:
- 吊り床(縛りスペース)の占有時間は、明確に決められていないケースが多いですが、おおむね30~45分程度がひとつの目安です。混雑状況にも配慮し、解きの際は吊り床を空けるなどが好ましい場合もあります。
- 大声での談笑や悲鳴への配慮:
- 縄会の場では大声での談笑や悲鳴は他の参加者の集中を妨げることがあります。特に悲鳴については、そもそもNGとされている場合もありますので、事前に確認し、必要な場合は控えるようにしましょう。
- 安全性の確認:
- 誰かの安全性について気になることがあった場合、直接当事者に話しかけるより、まずはスタッフに相談しましょう。緊急性が高い場合は、即座に対応することが必要です。
ルール (Rules)
ルールは、必ず守らなければならない決まりです。安全に楽しむために必ず守りましょう。
- 安全第一:
- 縛り手も受け手も、安全対策をしっかりと講じましょう。ハサミやカッターなど、緊急時に縄を解くための道具を必ず用意しておくことが重要です。
- セーフティワードやサインを決める:
- 事前にセーフティワードやサインを決めておきましょう。これにより、緊急時に迅速にコミュニケーションを取ることができます。
- 合意を基本とする:
- 全ての行動は、参加者全員の明確な合意を基本としましょう。わからないことがある場合は、無理に行わず、できないと思うことが重要です。
- プライバシーの尊重:
- 参加者のプライバシーを尊重しましょう。写真やビデオの撮影は、必ず事前に許可を得てから行いましょう。また、SNSやブログでの情報共有に際しても、個人情報に十分注意してください。さらに、誰かと別の場所で会ったことを安易に話さないようにしましょう。
まとめ
縄会では、エチケットとして他人に対する思いやりや清潔さを保ち、マナーとして他の参加者への尊重や配慮を心がけ、ルールとして安全性と合意の原則を守ることが重要です。これらを守ることで、全員が安心して充実した時間を過ごせる環境が作られます。さあ、みんなで楽しく縄会を楽しみましょう!
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