こんにちは、皆さん!前回の「緊縛の習得の最初の課題はクロスドミナンス化」の続きとして、今回は私が実際に体験した結びの話をお届けします。この話を通じて、クロスドミナンスの重要性をより深く理解していただければ幸いです。
ひと結びでの苦戦
ある日の練習中、もっともシンプルな結び「ひと結び」を行うことにしました。今回「ひと結び」の結び方の手つきを「押しこむ」のではなく、「迎えに行く」スタイルで行いました。さらに、通常の指遣いではなく、手首全体を輪に入れる方法を行なったみました。あくまでも実験です。あまり実用的な方法ではありません。

左手ではすぐに成功
左手でこの動きを試したところ、一発で成功しました。左手の動きは、私にとってなじみのあるもので、自然に行うことができました。手首を使って輪に入れ、スムーズに結ぶことができました。
右手での苦戦
しかし、右手で同じ動きをしようとすると、まごついてしまいました。縄と手の位置関係や、その後の手の動かし方がうまくいかず、何度もやり直す羽目に。右手でこの動きをすることに慣れていなかったため、スムーズにできなかったのです。

練習による改善
この経験から、クロスドミナンスがいかに重要であるかを痛感しました。ただし、何回か位置と動きを確認しながら繰り返すことで、右手でも問題なくスムーズに結べるようになりました。これと同じ状況は、緊縛を始めたばかりの初心者にとってもよくあることなのだろうと感じたのです。
初心者が陥りやすい罠
初心者は、普段通りに結びを作ろうとしますが、それは緊縛的には効率の悪い無駄な動きになりがちです。一度教わっても、なれない動きのため、なかなか頭に入りません。

例えば、結びや留めを作る際に指で押さえなくて良い部分を押えてしまい、両手で縄を効率よく捌くこと出来ず、スピードが落ちるといったことが起きます。
解決策
- 反復練習:まずは、基本的な動作を繰り返し練習することが重要です。繰り返すことで、動きが自然と身についていきます。
- 観察と模倣:上手な縛り手の動きを観察し、その動きを真似ることが効果的です。動画や実際のデモンストレーションを参考にしましょう。
- フィードバック:自分の動きを動画で撮影し、後で見返すことで、どこがうまくいっていないかを確認できます。また、指導者や経験者からのフィードバックを受けることも大切です。
- クロスドミナンスの意識:日常生活で非利き手を使う練習をし、クロスドミナンスを意識的に鍛えましょう。これにより、両手を自在に使えるようになります。
まとめ
緊縛の習得において、クロスドミナンスは避けて通れない課題です。私自身の経験を通じて、このスキルの重要性を感じました。初心者の皆さんも、ぜひこのポイントを意識しながら練習を重ねてください。そうすることで、効率的で美しい縛りができるようになるでしょう。
それでは、また次回お会いしましょう!
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