この記事は古い記事を元にしています。吹き出し内容は、加筆部分です。
また一部記事は全体的に表現を整えるなどしています。
緊急時はもちろん、縄の手入れ・メンテナンス時にもあると便利です。
緊急時とは2種類。
- 吊りなどで受け手に異変が発生し早く降ろし、縄を切る必要が起きたとき
- 火災、地震などで緊急対応が必要なとき
ハサミなんてなんでもいいやって思っているかもしれませんが…
たとえば、切れ味が悪いハサミで縄を切る場合は、縄を引っ張って張力を与え、「ぴん」と張った状態でないと切りにくかったりします。紹介するコンテラ社のトラウマシェアーズは、だらりとした縄でも簡単に切れます。ギザ刃(のこぎり刃)で掴みながら切るので、厚みのあるものもサクサク切れます。
家にスタンダードを、携帯にマイクロを、エマージェンシー用にも必需品です。

CONTERRA社(Conterra, Inc.)は、アメリカ合衆国に拠点を置く企業で、緊急医療サービス(EMS)や救助活動向けの高品質な装備やギアを提供しています。彼らの製品ラインには、医療バッグ、リュックサック、ツールベルト、ストレッチャー、およびその他の救急用具が含まれ、プロフェッショナルなレスキューワーカーや緊急医療技術者(EMT)から高い評価を受けています。CONTERRAは、耐久性と機能性を重視し、現場での過酷な使用にも耐えうる製品を設計・製造しています。
類似品が100円均一ショップでも売られていますが、切れ味はまったく別物です。
まぁまぁお勧めの代替品としては、救急用シザーなどの名称で類似品が売られている。

以前所有していた、トラウマシェアーズは問題なかったと記憶しているのですが、今回購入したトラウマシェアーズは切れ味が悪いです。(個体差?不良品?)
100円均一ショップで売られている類似品というのは、のこぎり刃のリサイクルハサミとか分別ハサミというペットボトルや牛乳パックを切る用のハサミです。皮膚を傷付けない刃先の安全ガードはありません。

「EMTシザー」などで検索するとトラウマシェアーズの類似商品が出ます。他には「バンデージ用ハサミ」「包帯用ハサミ」
価格は、通常500円〜2,500円程度
別格ですが、めっちゃかっこいいのは「Leatherman RAPTORレスキューシザー」RAPTORは、アメリカの衛生部隊・消防隊員・レスキュー隊員の要望を集約し、医療用ハサミをベースにマルチパーパスツールとして開発されました。
現場に到着した緊急時を想定し安全迅速に任務を遂行するための機能を装備する画期的なレスキュー用プロツールです。正規輸入品17,600円
※安いのは並行輸入品の場合があります。
※公式HPで購入は無料名前入れサービスあり
商品の一例
①Amazon https://amzn.to/3RUFkdM
③https://amzn.to/45W0bTC
いずれもEDC GEAR™の表示有 価格 550~1943円

カシメ部分が渋いのですが、このタイプはどれも渋い印象です。
ちなみに、唯一そうでもなかった商品は「ピップ テーピングハサミ ステンレス製」です。こちらは「シャープで軽いタッチの切れ味が自慢」と言うだけのことはあるかもしれません。
https://amzn.to/4ctblSr
静刃のギザギザはこの「テーピングハサミ」のほうが目が細かく小さい感じです。
それとカシメの渋さが、切れ味に影響しているのかもしれませんが、使用上はあまり問題にはなりません。握力が弱い女性とかだと多少切りにくいかもです。
■ 要救助者を傷つけることなく衣服や包帯を素早く切断できる
■ 携行時の安全性を考慮して刺さりにくい形になっています。
緊急時の後手縛りの縄を切る手順
後手縛り(高手小手)の場合
- 手首 上縄という意見もある
- 下縄
- 上縄 襷という意見もある
- 襷など 手首という意見もある

吊られたままでの切断はしないでください。
なお、手首の縛りを切ること、手首が下がります。
それによって腕部分の縄は緩みます。
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