余り縄の処理方法をマスターしよう!長さ別のポイントを解説

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緊縛のセッションで余り縄が発生することはよくあります。適切に処理しないと見た目も悪く、緊縛の美しさが損なわれてしまうことも。そこで今回は、余り縄の長さに応じた処理方法をご紹介します。簡単なテクニックからプロ級の仕上げまで、ぜひ試してみてくださいね。

先生
先生

画像を用意したいと思いつつ出来ていません。
すみません。

余り縄とは

余り縄とは一通り縛り終わって、余った縄の意味です。

ちなみに、縄の長さに関して、全縄、半縄、短縄といった概念があります。

全縄:7m~8mなどその縛り手がメインとしている長さの縄
半縄:基本は全縄の半分の長さを言う。全縄の1/3+2/3という縛り手もいる。
短縄:基本は半縄以下の短い縄を言う。明確な定義はない。

そして、
・全縄のみの縛り手
・全縄+半縄の縛り手
・全縄+いくつかの長さの異なる縄を用意する縛り手
と、様々な縛り手がいます。

いずれの場合も、余り縄というのは発生し、その処理のパターンとしては、

・そのまま
・他の縛りに利用する
・無駄に残さず意味ある使い方をする
・グルグル巻いて処理する
・なるべく使い切り最後をまとめる
など様々です。

では、実際に長さに応じた処理のパターンをみたいと思います。前提として、縄をロック(殺(ころ))したあとの処理となります。

非常に短い縄の処理(数cm~10cm)

非常に短い場合は、だらんとそのままにしていまいがちですが、ほんの少しの工夫やひと手間で、仕上がりの見栄えを変えることが出来ます。

1. 後ろに隠す

これは数cmの場合によく行われます。既存の縄や留めの後ろに挟み込みます。

2. ボタンにする

これは張力がある縄の間に縄尻を挟み込む方法です。様々な余り縄の処理の最後に用いられます。

3. ハーフヒッチ状にして縄尻にテンションが来るようにする

これは常にテンションがかかる部位に使えるテクニックです。例えば腰に2周した腰縄にこの処理をする場合は直径6mmの縄の場合、10cm以上がこの処理に必要です。

短い余り縄(〜30cm)の処理方法

短い余り縄の場合、シンプルな処理方法が効果的です。以下のテクニックを試してみましょう。

1. 巻きつけ(柄巻き)

張力がかかっている既存の縄に巻き付けます。余りがなくなったら、ハーフヒッチで固定するか、ボタンで挟み込みます。

1.1 1本づつに分けて左右に巻きつける

こうすることで左右対称になって見た目のバランスが良くなります。

2. 引き解け結び

既存の縄の上にまとめて結びます。見た目がすっきりし、解くときも簡単です。

3.  閂

閂をしていない場合は、閂を追加する。

中程度の余り縄(30cm〜1m)の処理方法

中程度の余り縄は、少し工夫が必要です。以下の方法を試してみてください。

1.  8の字結び

余り縄を8の字ループを施して、既存の縄に絡める方法。見た目が整い、緩みにくくなります。襷の部分など。

2.  ハーフヒッチを複数回

ハーフヒッチをツーハーフヒッチのように密接されたいり、意図的に等間隔に配置。

長い余り縄(1m以上)の処理方法

長い余り縄は、多用途に活用できます。以下の方法で処理しましょう。

1.  他の部位に追加の縛りを行なう

  • チェストハーネス系の場合、ウエストに巻く。腹に巻くことで、圧迫がますので責め要素が加わる。
  • 前腕中央部に縛りを追加。後手縛りや脇晒しなどに。

2.  既にある縛りを多重化する

  • 手首の巻きを増やす
  • 胸縄の巻きを増やす

まとめ

余り縄の処理は、緊縛の完成度を高める大切なポイントです。縄の長さに応じた適切な処理方法のパターンをマスターして、美しい緊縛を楽しんでくださいね。どのテクニックも練習次第で簡単にできるようになりますので、ぜひ試してみてください。

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