緊縛の覚え方:縄筋ルールの話し

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こんにちは、まるです!今日は緊縛の基本である「縄筋(なわすじ)」のルールを覚える方法についてお話しします。初心者が迷いやすいポイントを押さえながら、具体的な練習方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

縄筋とは?

まずは、縄筋を「縛りの手順」として説明します(広義の「縄筋」には手順以外の意味もありますが、今回は手順に焦点を当てます)。縄筋を理解し覚えることは、緊縛の基礎をしっかりと築くために非常に重要です。

後手縛り(高手小手、TK)の覚え方

後手縛りを覚える際に、初心者がよく迷うポイントがあります:

  1. 次の手順がわからない:どこに何をするか、方向と目的が不明確。
  2. 方法がわからない:どう留めるか結ぶか、縄を上に通すか下を通すかわからない。

多くの緊縛講習会では、その会が推奨する標準的な後手縛りの型を教えています。初心者とは、その縄筋をまだ覚えていない状態と言えます。

縄筋を覚えましょう

初心者の最初の課題です。以下のポイントを理解しましょう:

  1. 目的:何をしたいか(例:後手縛りは小手(手首)と高手(二の腕)の拘束)。
  2. 手順:どのような順で行うかを把握し、理解し、覚える。

具体的な縄筋の覚え方

構造を知ることから

手順を覚える基本は、具体的なステップを理解することです。例えば:

  1. 手首を本結び
  2. 胸縄(上縄)を2周
  3. クロス留め

そして、縛りのルールを見つけることが重要です。ルールについては後述します。

指使いも一緒に覚える

縄を指で迎えに行く動作も重要です。具体的には:

  • 指を入れる場所
  • どの方向から指を使うか
  • どっちの指を使うか
  • 縄を持っている手との位置関係

これらを意識して、最良の指使いを覚えるようにしましょう。

手の形も覚える

縛っている時の手の形も頭に入れておくと忘れにくくなります。手を交差させる動作や指使い、掌の裏表などを意識してみましょう。

エア緊縛と脳内緊縛

練習方法として「エア緊縛」と「脳内緊縛」をご紹介します。

エア緊縛

エア緊縛は、実際に縄を使わずに指の動きをイメージしながら練習する方法です。電車の中や家でのイメトレに最適です。電車の中とかでは、指の動きを小さくし、家ならば、腕を大きく動かすイメトレも大事です。

脳内緊縛

脳内緊縛は、頭の中で縄筋を追っていく方法です。目を瞑って指を最小限に動かしながらイメトレを行います。わからなくなったら画像や動画を見て、正解の動きを確認しましょう。

練習方法を他にも紹介します

ある程度、縄筋が頭に入ったら、以下の方法も練習に取り入れてみてください:

  • 早く縛る、丁寧に縛るの2通りの練習
  • 縛り手が目隠しして縛る:手探りで縛ります。感覚を研ぎ澄ますための練習にも応用できます。
  • 前から縛る:普段は背後から縛る後手縛りの場合、視点を変えて練習することで、脳内で反転させて縛る必要があります。これがスムーズに出来るようになることで、プレイにも応用がききます。

縄筋がわからなくなった時の整理のポイント

共通の考え方(ルール)で試行錯誤することが大切です。後手縛り(高手小手、TK)のルールを例に説明します:

先生
先生

誤解のないように前置きしますと、絶対的なルールではありません。あくまでもこう決めるという意味です。いつも同じやり方(パターン)を基本とするということがポイントです。そのなかで、「例外」がある場合は、なぜ例外なのかを理由付けられると理解しやすいです。

  1. 軸の下(後ろ、裏)を通す
  2. 縄を上から掛けて留める。結びや留めを作りたい対象に対して、上から縄を掛ける
    (ルール1、2は相反するように感じるかもしれませんが、1は軸、2は留めの基本と考えてください)
  3. 留めは表裏交互
  4. 留めは縄の進行方向に対して逆に返して留めて、その反対側を留めて、軸の部分を留める(原則)
  5. 縄の出口が隠れている方がスッキリ見える
  6. 一区切りしたら軸に一巻きする
  7. 引き絞る縄は下から入れるほうが絞りやすい

これらのルールを頭に入れておくことで、緊縛の技術をスムーズに習得できます。

まとめ

緊縛の技術を習得するためには、縄筋をしっかりと覚えることが重要です。エア緊縛や脳内緊縛、具体的な指使いや手の形を意識しながら、楽しく練習を続けてください。皆さんも自分に合った方法を見つけて、緊縛の技術を向上させていきましょう!

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