緊縛の学び方:縛り方を覚えたいと思ったら

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この記事は古い記事を元にしています。吹き出し内容は、加筆部分です。
また一部記事は全体的に表現を整えるなどしています。

緊縛に興味を持ち始めたばかりの皆さん、こんにちは!

今回は「どうやって緊縛を学んだらいいの?」という疑問にお答えします。緊縛はある人にとっては美しいアートであり、あるいは深いコミュニケーション手段であったり、ポルノであったり、SMやD/sであったりもします。いずれも、正しい知識と技術がないと危険を伴うことも。さあ、一緒に緊縛の世界へ飛び込みましょう!

独学で始める

まず、一番手頃な方法はネットで縛り方を検索することです。自分の都合に合わせて24時間365日いつでもOKなのは強みです。例えばネットで検索すれば「本結び」「結び方」や「菱縛り」(俗に言う亀甲縛り)、「後手縛り」などがよく見つかります。でもちょっと待って!ネットで情報を探すのは簡単だけど、緊縛は正しい知識と技術が必要です。下手に真似すると神経を損傷させる危険もあるんです。

そもそも『縛る』形を覚えるのはそれほど難しくありません。梱包作業と似ていて、手順さえ理解できれば比較的簡単に行えます。でも、形ができても上手く縛れないという難しさがあるんです。形だけではないんですよね。縛りの形を覚えること(縄筋を覚える)のは、私が思う緊縛としては、いわば初級レベルと言っても良いと思います。

先生
先生

では中級はなに?って話をすると。
「吊りが出来ること」ではなくて、相手を事を見れることだと考えています。しかしながら、どうしても後手縛りが出来るようになると、次は吊りをしたいって思う人が多い感じがします。

講習会に参加するのがベスト

講習会に参加することを、例えるなら、原付バイクの免許は学科だけで取れるけど、実際にバイクに乗ったことがなければ運転は難しい。自転車の経験があればなんとかなるかもしれないけど、それも無ければかなり危険です。やっぱり練習、それも指導を受けながらが近道なのだと考えます。

見よう見まねで縛ると、ちょっとした違いで相手をケガさせる可能性もあります。知らないとリスクを想像することさえ難しい。だから、緊縛を学ぶなら講習会などに参加するのが一番です。と言うか…絶対にお勧めです!

どのくらい講習に参加する必要があるか?

年齢や記憶力、努力にもよりますが、まったくの初心者なら1回の講習が2時間程度とすると、次のような感じになります。

1回目

  • 縄をかけるうえで危険な部位など基本知識を知る。
  • 基本の結び例えば本結びができるようになる。(練習しないとすぐ忘れちゃう)
  • 後手高手小手の上の胸縄を練習する。(各講習のカリキュラム次第です)

2~3回目(各講習のカリキュラム次第です)

  • 下の胸縄とカンヌキ
  • タスキなどを練習

まずは人形(トルソー)で練習するのがオススメです。一般的な講習では、初心者は後手高手小手の手順を覚えるのが目標となります。そして、この先(4回目8時間以降)は個人差が激しい。人を相手に縛らなければ上達しない部分も出てきます。

  • 縄のテンションを適切にする。
  • バランスを良くする。
  • 一定の時間内で縛れる。

人のカラダは人それぞれの体型であり、痛みに弱い部分も人それぞれです。また、人形と違って相手に対する配慮が必要なこともたくさんあります。そのため、人形で縛れるからといって人を(うまく)縛れるかは別なんです。

講習受講の間隔も大事

2週間間があくと、ほとんどの人は忘れてしまいます。その間も自分で練習ができれば問題ないのですが、おそらく1週間以内に次の講習を受けるのが理想的です。

相手がいれば練習もできますが、練習する場所も限られるかもしれません。後手の手順を覚えるまでに未経験者の場合、早くて2回(4時間相当)の講習または自習。平均で3回(6時間相当)程度。遅い人だと10回以上なんてケースもあるようです。

手順を覚えるまでは人形(トルソー)相手がいいと思います。なぜならば、受け手さんは立ったまま手を後ろにじっとしてるわけで、それってかなりきついです。講習によってはトルソーがなかったりで、講習生同士で交互に縛りあいます。

先生
先生

講習の時、座って縛るというスタイルももちろんあります。
その場合は、正座がベストなんですが、脚が痺れやすいという負担を受け手にかけます。

座ったまま縛るのは初心者縛り手にとっては難易度が高いので、立って講習が多いかなと思います。立っての姿勢も、じっとしている受け手と、動く縛り手とでは身体の負担は違うことも知っておいてください。

ただし、人形(トルソー)相手のデメリットもあります。最終的に縛りたいのは人間ですから、人間に対する気遣いが疎かになる傾向があります。

先生
先生

練習相手が居なくても練習出来ることはいろいろあります。

基本の結びはもちろん、後手縛りの一部は自分の脚を使って練習出来ます。

まとめ

緊縛を独学で学ぶのは可能ですが、リスクを伴います。できるだけ講習会に参加して、安全で美しい緊縛を学びましょう。練習を重ねて、素晴らしい緊縛の世界を楽しんでくださいね!

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