最初に覚える結び:本結び-手首の縛り-シングルカラムタイ

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生徒
生徒

最初に覚える縛りはどんな縛りですか?

先生
先生

まず手首を縛るやり方を教えたいと思います

自分の足首を使って練習も出来ます。

この記事には緊縛(人を縛ること)に関する説明があります。
緊縛を安全に行うにあたっては知るべき知識、守るべきルールがあります。
それらを体系的に学ぶことを強く勧めます。一部分だけの真似は事故の元となります。

 

この記事はこんな方にお勧めです

  • 縄に触ったことのない初心者の方

最初に覚える結び:「本結び」と「シングルカラムタイ」

手首(ここではわかりやすく片手首とします)を縛る方法は、そのまま、片足首などを縛る方法としても使えます。この縛りの事を、英語ではSingle Clomun Tie「シングルカラムタイ」またはOne Clomun Tieと言います。日本語では「単柱縛り(たんちゅうしばり)」でこれ自体Single Clomun Tieの直訳っぽいです。

シングルカラムタイとは?

シングルカラムタイは、ロープボンデージ(ここで西洋的な緊縛という意味で解釈しておいてください)の基本となる結び方の一つです。初心者にとっては、最初に覚える結び方として最適です。この結び方は、手首や足首など、一本の柱にロープを結びつけるのに使われます。シングルカラムタイをしっかり覚えることで、より複雑な結び方にも応用が利くようになります。

単柱(たんちゅう)の「柱(はしら)」は、腕、脚、胴、棒などと置き換えて考えてください。一本の柱に結びを行なう手法

推奨する結び目:本結び

シングルカラムタイで使われる結び目には、本結び巴結び円結びなどがありますが、今回は「本結び」を推奨します。本結びは少し難しいかもしれませんが、シンプルで強固な結び方です。また、結び目の出口や摩擦といった基本的なロープの理論を理解するのにも適しています。

また、名前は知らなくても結んだことが無い人はほぼほぼいないであろう結びです。

本結びを推奨する理由

本結びは最初に覚える結び目としては少し難しいですが、努力して覚える価値があります。以下の理由から、本結びを推奨します:

  1. シンプルさ:結び方自体はシンプルで、覚えるのに時間はかかりません。
  2. 強度:しっかりと締めると強固な結び目になります。
  3. 理論の理解:結び目の出口や摩擦の作り方、結びのTDSなど、基本的なロープの理論を理解するのに適しています。
  4. 応用力:本結びを覚えることで、他の複雑な結び方にも応用が利きます。
先生
先生

「本結びは解けやすい」という意見を聞くことがあります。

これは、結びのTDSがしっかりと身についていないからだと考えています。

結びのTDSが身についていない緊縛は好ましくないです。

 

本結びの手順

Youtubeなどに動画があるので、適当なものを参考に見ながらをお勧めします。

手順1:ロープの準備

一般的な緊縛においては縄は二つ折りにして使います。このことを「2本使い」と言います。
とくに直径6mmの麻縄を使う場合は2本使いが基本です。ここでは2本使いで説明をします。
練習なので1本使いでも問題ありません。

  1. 縄尻を揃える:まず、ロープを手に取り、両端を揃えます。
    これにより、ロープの真ん中(縄頭)を簡単に見つけることができます。
  2. 縄頭を動かして巻きつけていきます

手順2:ロープを巻く

結びたい対象(例えば手首)にロープを巻きつけます。この時、ロープがねじれないように注意してください。

一般的には、ここで2周巻きます。
最初の練習としては1周でもOKです。

このとき、巻く方向をいつも同じにしましょう。
そうすることで、わかりにくくなりません。

手順3:ロープの交差

巻き終えたロープの縄頭を上から交差させ、下に通して輪を作ります。
これが本結びの第一段階「ひと結び」です。

ひと結びは、もっともシンプルな結び目の作り方です。

手順4:もう一度ひと結び

ここで、1回目と同じひと結びをすると「縦結び」という違う結びになります。

1回目とは異なるひと結びをしてください。

先生
先生

この説明。

めちゃくちゃ不親切だとはわかっていながら書いています

生徒
生徒

えぇ~。なんか、いじわるですぅ

手順5:結び目を締める

輪を引っ張り、結び目をしっかりと締めます。この時、ロープが均等に締まるように調整しましょう。

先生
先生

ちなみに、講習では丁寧に手取り足取り教えています。

さらに手つきを覚えてもらうための動画も配布しています。

最後に

シングルカラムタイと本結びを覚えることで、ロープボンデージの基礎をしっかりと固めることができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねることで自然と手が動くようになります。楽しく安全に練習してください!

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