緊縛とオキシトシン他各種ホルモンとの関係

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こんにちは、まるです。
今日は緊縛を通じてオキシトシンやその他のホルモンの分泌を促し、受け手に縄酔いをもたらすメカニズムについてお話ししたいと思います。

先生
先生

あくまでもそうなる可能性のお話です。
余談ですが、私が自分の「縛り」を抱縛と名付けたのはオキシトシンを知ったのが一つのキッカケなんです。

優しくゆっくり始めることの意味

一例として後手縛りを行う際、最初に優しくゆっくり触れることで、受け手の体と心に安心感を与えます。この安心感がオキシトシンの分泌を促します。オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、信頼や絆を深める役割を果たします。このホルモンの分泌により、受け手はリラックスし、縛りのプロセスに対してポジティブな感情を抱きやすくなります。

適度な圧迫刺激とホルモンの分泌

縛りの過程で適度な圧迫刺激を与えることで、エンドルフィンやセロトニンなどの快感をもたらすホルモンの分泌が促進されます。これらのホルモンは痛みの緩和や気分の高揚に寄与し、受け手にとって緊縛が心地よい体験となります。

下半身の縛りと姿勢転換

下半身の縛りや姿勢転換を行うことで、身体に対する刺激が変化し、緩急や窮屈さ、解放感、痛みなどの多様な感覚が生まれます。この変化により、体内で内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)が分泌される可能性があり、リラックスや快感がさらに増幅されます。

縄酔いのメカニズム

緊縛の過程で分泌されるオキシトシン、エンドルフィン、セロトニン、内因性カンナビノイドなどのホルモンは、受け手に独特の「縄酔い」感覚をもたらします。これは、身体的な圧迫や解放感、精神的な安心感や興奮が相まって生じる、深いリラクゼーションと陶酔感の状態です。

解く際のポイント

最後に解く際は、受け手の敏感になった皮膚への刺激を楽しむことが重要です。緩急をつけながら縄を解くことで、オキシトシンの分泌をさらに促し、体験を心地よいものにします。受け手の反応を観察しながら、肌との接触を工夫することで、相手に対する敬意や愛情を伝えることができます。

まとめ

緊縛をどう感じるかは、縛り手と受け手それぞれにとって異なる体験です。今回の記事では、緊縛を通じた受け手へのホルモンの影響という視点でお話ししました。オキシトシンやエンドルフィン、内因性カンナビノイドなどのホルモンが分泌されることで、受け手にリラックスや陶酔感がもたらされる一方で、縛り手にも同様にホルモンが分泌され、感情の変化が起こります。

緊縛は単なる身体的な拘束ではなく、互いの信頼や絆を深めるための非言語コミュニケーションの一つです。緊縛の過程で生じる様々な感覚や感情を通じて、縛り手と受け手の間に深い理解と共感が生まれます。

このように、緊縛はお互いのホルモンバランスや感情を影響し合う、非常に個人的で親密な体験です。

この記事が、身体的な拘束ではない世界を知るきっかけになれば幸いです。
それでは、また次回お会いしましょう。

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